八重山諸島とは、主に石垣島、竹富島、黒島、小浜島、新城島、西表島、鳩間島、波照間島、与那国島の9つの島々で構成された島郡を指します。
八重山諸島東側に位置する石垣島でさえ那覇から約400kmあります。最西端の島与那国島から台湾までの距離が約110kmですからいかに本土との距離があるか想像がつくと思います。
気候は亜熱帯性海洋気候であり、判断基準によっては熱帯雨林気候にも属することになります。南国常夏のイメージが強いですが、最も寒い1,2月の寒い時期の夜には薄手のダウンジャケットでも十分なほど、それなりに冬を感じることができます。
島間の移動手段は船が専らですが、与那国島だけは石垣島から空の便で往来することができます。特産物は泡盛やミンサー織物が有名です。
八重山諸島のターミナルとして、八重山観光の要的存在となっている。魅力ある観光スポットの数々に、新空港の建設で観光客の増加が著しい。市街地は島の南部にあり、空港より車で20分程度。有名な観光地は川平湾でミシュランの3つ星も獲得している。リゾート色の強いイメージがあるが、意外にもゴルフ場は無い。
赤瓦の屋根とサンゴの白い道で有名な島。島自体が国の重要伝統保存地区に指定されている。石垣島からは10分程度船に乗れば到着することができ、離島の中でも非常に人気が高い。島内はレンタサイクルで移動するのが便利で1日あれば十分に1周しながら島を楽しむことができる。その他、水牛車にのってのんびり島内を観光するのもよい。
八重山の中でも山深い島であり、巨大なマングローブや原生林で島のほとんどが埋め尽くされている。そのおかげで、海だけでなくトレッキングや川でのカヤック等も大いに楽しめる。また個性豊かな滝が点在しており、八重山諸島で山の絶景を求めるならば西表島は外せない。ちなみにイリオモテヤマネコには相当の運がないと遭遇できない。
西表島の東側に隣接している小さな島。遠浅の海でつながっており、歩いて渡ることも可能だが、水牛車に揺られてゆっくり島にたどり着くのが良い。島では南国の植物や蝶々等を楽しめるように施設等が整備されている。西表島に来た多くの人が立ち寄る観光名所。
牛の数が多いことで有名。200人の人口に対して牛の数はその10倍とも言われている。島の形がハートの形に似ていることからハートアイランドとも言われている。また、過去に鑑賞用に持ち込まれたインドクジャクが異常繁殖してしまい、作物や生態系などにも悪影響を及ぼすことから、駆除に追われていることでも有名。
人口が70人にも 満たない小さな島。ドラマ「瑠璃の島」撮影の舞台となったことから観光地化が序々に進み、現在では民宿も数件存在する。ただし、タバコの販売も無く、インターネットの接続も困難という島。その分、ゆったりとした時間を過ごすことができる。ゴールデンウィークには「鳩間島音楽祭」が開催され、民謡等が披露される。
人が住む最南端の島で、海の美しさが八重山諸島の中で最も有名。波照間の海の青さは「ハテルマブルー」とも呼ばれ、その吸い込まれるような青さには誰もが感動する。特にニシ浜ビーチはその美しさが際立っている。波照間には酒造所が1件あり、そこで作られる泡盛はなかなか手に入らず人気がある。夏には南十字星が見られる。
去にジュゴンが多数生息していたことから、人魚伝説が残る島として有名です。沖縄ではよく見かけられるシーサーもなく、また立ち入り禁止や写真撮影禁止の場所も多い、少し神秘に満ちた島です。上地島と下地島の2つからなっている島であるが、少し離れて存在している。「離れ」を意味する言葉で別名パナリ島とも呼ばれている。
日本最西端の島ということで有名。面積は比較的小さいものの、100mの岸壁や200mの山があるなど起伏の激しい島である。「Dr.コトー診療所」撮影の舞台となったことでも有名なスポットがある。その他有名なスポットして1986年に発見された海底遺跡があり、ダイビングツアーが盛んである。
